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都市伝説アーカイブ

陰謀論 / 都市伝説

「旗がなびく」「足跡が残りすぎ」 アポロ捏造説の定番を一つずつ潰していく解説動画

文=林 遼

月面着陸は本当にあったのか——半世紀を過ぎてなお繰り返されるこの問いに、真正面から反証を並べていく解説動画である。結論は一貫して「行っている」。月に行っていないとする説の根拠は、ことごとく科学的かつ論理的に反論されている、というのが締めくくりだ。

捏造説はどこから広がったのか

話はまず、捏造説がどこから来たのかという来歴から始まる。アポロ計画をめぐる陰謀論には、そもそも月に行っていないとする捏造説(ムーンホークス説)と、遭遇を隠しているとする隠蔽説の2つのタイプがあるという整理だ。前者の出発点として挙がるのが、ビル・ケイシングが1974年に自費出版した『We Never Went to the Moon』で、著者の主張では3万部が売れたとされる。組織として最初に捏造だと主張したのは地球平面協会であり、代表のチャールズ・ジョンソンは、映像はアーサー・C・クラークが脚本を書き、ハリウッドのスタッフがアリゾナで撮影したものだと語っていた——という紹介が続く。

興味深いのは、日本で捏造説が広まった経路にも踏み込んでいる点だ。根拠として引かれてきたイギリスのテレビ番組は、そもそもエイプリルフールのジョークとして制作されたものだったという。宇宙飛行士の名前がわざと間違えられ、俳優名が役名とともにキャストロールに明記され、制作年月日も4月1日になっていた。フランス制作の『オペラハンリナ』についても、アメリカ高官の実際の発言と架空の人物の発言を交互に挟んで錯覚させる構成のフェイクドキュメンタリーであり、司会者自身が冗談番組だと明言していた、と指摘される。

「旗」と足跡への物理的な反証

個別の「証拠」への反証は、物理の説明が中心になる。旗がなびいて見えるのは真空で空気抵抗がないためで、動きやすく止まりにくいだけであり、ワイヤーは仕込まれていない。旗は伸縮式の水平材でナイロンの旗面を支える設計だった、という説明が添えられる。足跡がくっきり残るのは、レゴリスが水や空気による侵食を受けておらず粒が丸まっていないため固まりやすいから。高く跳べないのは、地球上で約80kgの宇宙服が月面でも約13kgあり、関節が曲がりにくいためだ。月の石に写り込んだ「C」の文字については、NASA保管のオリジナル写真には写っておらず石と文字でフォーカスも異なることから、焼き増しの際に紛れ込んだ埃か髪の毛である可能性が高い、という見立てが示される。

後年の月探査が残した証拠

決め手として持ち出されるのは、後年の月周回探査だ。2008年のかぐやがアポロ15号の噴射跡を、2009年のNASAのLROがアポロ11・15・16・17号の着陸地点と足跡を撮影しており、これが捏造説を否定する強力な証拠になったとされる。行方不明とされた磁気テープ原本も、後にオーストラリアの大学で見つかっており、隠蔽ではなく管理不十分だったという整理だ。

視聴者の反応

  • なぜ証拠がこれでもかというほど揃ってるのに陰謀論に走るのか これがわからない

    高評価 4

  • 陰謀論を逆手に取った2024年公開の映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は面白かった。2回観に行きました😊

    高評価 3

  • うーん、 まぁ、行ってるとは思うんだが なんかスッキリしないのは何故か😂 それは人間世界が嘘で満たされているからでは❓ だから真実も嘘にされちゃうのかもね、 もう何が嘘で何がほんとか わけがわからん、 それがこの人間世界

    高評価 3

  • ガンダムXネタをサラッと入れるところが(笑)😅 陰謀論者は科学的に論破されても、ヘリクツを言って耳を貸さない! 全くあきれるばかりだ。

    高評価 3

  • 地球から分かれたのが月 だから月の石は地球の石ころとさほど変わらない 夢のない話だね

    高評価 3

この説をたどる

旗はなぜ揺れて見えるのか。足跡はどうして深く残り、空にはなぜ星がないのか。捏造説を支えてきた違和感を一つずつ追うと、旗やレゴリスの物理、後年の月周回探査が別の月面像を浮かび上がらせる。半世紀続いた疑問の輪郭を、反証の積み重ねが内側から塗り替えていく。

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動画の見どころ

  1. アポロ計画陰謀論には、月に行っていないとする捏造説(ムーンホークス説)と、遭遇隠蔽説の2つのタイプがあると整理される

  2. 捏造説の出発点は、ビル・ケイシングが1974年に自費出版した『We Never Went to the Moon』。組織として最初に主張したのは地球平面協会だったと紹介される

  3. 根拠として引かれてきたイギリスのテレビ番組は、エイプリルフールのジョークとして制作されたもので、俳優名がキャストロールに明記され制作日も4月1日だったと指摘

  4. フランス制作の『オペラハンリナ』は、実在の高官の発言と架空の人物の発言を交互に挟む構成のフェイクドキュメンタリーで、司会者自身が冗談番組だと明言していたという

  5. 旗がなびいて見えるのは真空で空気抵抗がなく動きが止まりにくいためで、旗は伸縮式の水平材でナイロン面を支える設計だった、とワイヤー説を否定する

  6. 足跡がくっきり残るのはレゴリスが侵食を受けず粒が丸まっていないため、高く跳べないのは宇宙服が月面でも約13kgあり関節が曲がりにくいためだと説明される

  7. 月の石の「C」の文字は、NASA保管のオリジナルには写っておらず石と文字でフォーカスも異なることから、焼き増しで紛れ込んだ埃か髪の毛の可能性が高いとされる

  8. 2008年のかぐやがアポロ15号の噴射跡を、2009年のNASAのLROが11・15・16・17号の着陸地点と足跡を撮影しており、これが決め手だと位置づけられる

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