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未知の輪郭

都市伝説 / アメリカ

Smart Budsは眠りから思考へ踏み込むのか 脳波イヤホンと広告の近未来。

文=林 遼

耳元で流れる音が眠りの深さに合わせて変わるだけなら、便利な睡眠機器に見えます。ところが動画は、その小さなイヤホンを、企業が人の思考へ近づく入口として見つめます。

6つのセンサーが眠りを読む

語り手が最初の手がかりに据えるのは、NextSenseが2026年2月に発売したというワイヤレスイヤホン「Smart Buds」です。6つの脳波センサーで眠りの深さを測り、それに合う音を流すという仕組みが説明されます。さらにNextSenseは、Alphabet傘下の研究部門Google Xから生まれた企業だと語られ、睡眠の質を整える製品の背後に大手テック企業の系譜が浮かびます。

イヤホンは脳と機械の接点になる

話は一つの製品にとどまりません。NeurableとHyperXは脳波でゲームプレーを向上させるヘッドセットを開発し、Appleも2023年にAirPodsへ脳波などの生体信号センサーを組み込む特許を出したと動画は続けます。耳に装着する機器が日中から睡眠中まで使われるようになれば、企業に一日中、脳のデータを読まれるかもしれないという懸念が立ち上がります。

検索履歴の次は欲望そのものか

これまで広告は、検索履歴や購入履歴から趣味や関心を追ってきました。動画が描く次の段階は、脳を直接のぞき込み、本人が欲しいと自覚する前に広告を差し出す世界です。脳波や視線などの生体信号から購買意欲を探るニューロマーケティングはすでに民間で導入され、意欲が最も高まった瞬間に広告を表示する技術だと説明されます。

法整備の差が残す無防備な空白

語り手は、カリフォルニア州やコロラド州で2024年に神経データを慎重に扱う個人情報として保護する法律が定められたと述べます。ユネスコも2025年11月、思考の自由と脳データの保護を掲げる神経技術の倫理指針を採択した一方、日本には脳データを守る法律がないというのが動画の見立てです。便利な睡眠イヤホンから始まった話は、自分より先に企業が欲望を見抜く時代がすぐそこまで来ているのではないかという余韻を残します。

視聴者の反応

  • まずイヤホンつけっぱだと、耳の病気になるよ。耳の中の湿度の逃げ場がなくなる→耳の中にカビが。

    高評価 72

  • イヤホン嫌いで 良かった...

    高評価 56

  • ここまで見抜かれるとなるともう本格的な監視の社会になるぞ

    高評価 51

  • 頭の中、見られたくない(⁠。⁠ŏ⁠﹏⁠ŏ⁠)

    高評価 36

  • 企業の倫理観ブッ壊れすぎて法整備追いつけないよ…

    高評価 34

この説をたどる

眠りを測るための信号が、やがて購買意欲を探る手がかりになる。動画が結ぶこの一本の線をたどると、耳元の便利な機器と監視社会の境界が、思いのほか近くに見えてきます。

動画を見る

ウマヅラビデオ

動画の見どころ

  1. 睡眠用イヤホンSmart Budsが6つの脳波センサーで眠りの深さを測り、音を調整すると語られる。

  2. Google X発の企業という出自から、企業に一日中脳データを読まれる未来へ話が転じる。

  3. NeurableとHyperXの脳波ヘッドセット、AppleのAirPods関連特許が具体例として示される。

  4. 検索履歴による広告から、脳波で購買意欲が高まる瞬間を捉える広告への変化が描かれる。

  5. カリフォルニア州とコロラド州が2024年に神経データを保護対象にしたと説明される。

  6. ユネスコの倫理指針と日本の法整備の空白を対比し、企業が本人より先に欲望を見抜く未来へ結ぶ。

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