未確認生物 / 都市伝説
福岡・若杉山の「ヒョウタンヘビ」を掘って探した夏 妖怪ウォッチ世代の目撃談

若杉山に伝わるヒョウタンヘビ
瓢箪のような胴体をした蛇がいる——福岡県の若杉山あたりに、そんな話が伝わっているという。ヒョウタンヘビと呼ばれ、普段は地中に住んでモグラなどを食べるとされる。地元の子どもたちのあいだで知られた存在だった、という前置きから語りが始まる。
真夏の山を掘った捜索
舞台は妖怪ウォッチが流行っていた頃だ。オカルトへの関心が高まっていた時期で、同級生の多くが同じものを探していたと振り返る。語り手も友人と若杉山へ入り、夕方になるまで地面を掘り続けた。
もっとも、本気で信じていたわけでもなかったらしい。掘り進んでも出てこないことは心のどこかで分かっていた、と正直に書かれている。最後に掘った穴に大きな横穴が空いていて覗き込んでみたが、そこにも何もいなかった。
帰り際に現れた一匹
転機は帰り際だった。別の穴から蛇がひょこりと顔を出す。友人と顔を見合わせて駆け寄ると、瓢箪の形をした胴体が横穴へ潜っていくところだった、という。掴もうとしたが、見た目に反して掘る速度が速く、取り逃がした。この目で確かに見た、と語られるこの一場面が話の中心にある。
その後も何度か山へ通ったが、二度と出会えなかった。大人になってからは掘って探すのをやめ——通報されかねないから、という理由が添えられる——いまも暇な日には山を散歩しているという。子どもたちが何かを探している姿を見かけると胸が熱くなる、という一文で締めくくられる。
編集部から
土を掘り続けた夏と、帰り際に現れた一匹。その一瞬が本当にヒョウタンヘビだったか以上に、いまも同じ山で何かを探す子どもたちへ記憶がつながる結びが心に残る。
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怪談朗読
動画の見どころ
福岡県の若杉山に伝わるヒョウタンヘビの説明から始まる。瓢箪のような胴体をした蛇で、普段は地中に住みモグラなどを食べるとされる
妖怪ウォッチのブームでオカルトが流行っていた頃の話で、同級生の多くが同じものを探していたと振り返る
掘っても出てこないことは心のどこかで分かっていた、と正直に語る。最後に掘った穴の横に大きな空洞があったが、覗いても何もいなかった
帰り際、別の穴から蛇が顔を出し、瓢箪形の胴体で横穴へ潜っていく姿を見たという。掴もうとしたが掘る速度が速く取り逃がした。物証は無く証言もひとり分
その後は二度と会えず、大人になってからは掘るのをやめた。いまも山を散歩し、探している子どもを見ると胸が熱くなるという結び
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