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未知の輪郭

オカルト

タロットで未来を当てない シドニーが語る、偶然の絵柄から自分の答えを探す読み方。

文=久世 理央

問いを一つ立て、カードを引く。偶然現れた絵柄を見ながら、自分の中にある答えへ言葉を与えていく。シドニーがセキュラー・タロットと呼ぶ実践の入口は、この静かな手順にある。

シドニーは内面的な汎神論と日常での合理的な行動を、場面で使い分けるレンズとして捉えている。

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信じ方と行動の仕方を、一つに固定しない

内面では、神と宇宙を重ねて捉える汎神論を持っているという。一方、日々の仕事を進め、やるべきことを終えるときは、合理的で物質主義的な見方を選ぶ。この二つは世界を見るレンズで、場面によって役立つものが変わるという整理だ。

タロットとの関わりにも、その使い分けが通じている。セキュラー・タロットという呼び名を知ったのは後からで、先に実践があった。言葉にならないものへカードを介して近づく方法に、あとから名前が見つかったのである。

自分に問いかけてカードを引き、偶然出た絵柄を地図にして、自分の中から答えの言葉を探す手順が示される。

偶然の絵柄を地図にして、内側の答えを探す

本人の説明では、カードに現れる象徴は、潜在意識が意識の表面へ上がってくるための足場になる。まず問うのは自分自身であり、引いたカードは、そこから言葉を探すための地図だ。最初に持っていた問いへ、絵柄を通して別の角度から向き直る。

自分にとって価値があり、友人にも役立ったという実感はある。ただし、友人との具体的なやり取りは明かされず、成功談を一般的な効能として広げることもしない。自分には超能力も、未来を予測する力もないという線は、はっきり引かれる。

状況を進むための道具としてタロットを評価しつつ、役立った実感には確証バイアスの可能性もあると認める。

復縁の答えより、自分がどう進むかを問う

その姿勢は、カードへ投げる質問を変える。これからの状況にどう向き合い、何に気を留めるかを考える問いと、元恋人と復縁できるか、相手も自分を好きかと尋ねる問い。シドニーは、この二つの間にある距離を見ている。

人気だけを追うなら、どんな三枚でも恋が成就するメッセージへ押し込められる、という皮肉も続く。相談者が望む結末へ読みを寄せてしまえば、絵柄が何であっても答えは同じになる。本人が大切にするのは、その確約より、目の前の状況をどう進むかを考える働きだ。

役立ったと感じることには、確証バイアスが関わっているかもしれないとも認めている。それでも、問いを立て直し、考えていたことに言葉を見つける時間には価値があるという。未来を先取りする力への期待が、自分の現在へ向き直る実践へと置き換わっていく。

視聴者の反応

  • Got here from Tarot Maps, and I'm glad I did. I'm enjoying your attitude, and we share some beliefs, so be sure to keep these coming!

  • It's way past my bedtime but I just found your channel and I'm hooked!

  • Okay Syd, did my own 1st, 3 card, reading for myself tonight. Thanks for the inspiration.

  • Great video man, I have the same approach to reading the cards.

編集部から

カードを引く前に何を尋ねるかに注目すると、この読み方がよく見えてくる。結末を知りたい問いが、自分の行動を考える問いへ変わるところに、本人の実践の重心がある。

動画を見る

Sydney Roc - The Tarot Guy Next Door

動画の見どころ

  1. シドニーは内面的な汎神論と日常での合理的な行動を、場面で使い分けるレンズとして捉えている。

  2. セキュラー・タロットは、潜在意識にあるものへ言葉を与える足場としてカードを使う実践だと説明する。

  3. 自分に問いかけてカードを引き、偶然出た絵柄を地図にして、自分の中から答えの言葉を探す手順が示される。

  4. 自分や友人に役立った実感は語る一方、超能力や未来を予測する力があるとは考えていないと線を引く。

  5. 復縁や好意の確約を求める質問と、これからの状況へ自分がどう向き合うかを考える質問を対比する。

  6. 状況を進むための道具としてタロットを評価しつつ、役立った実感には確証バイアスの可能性もあると認める。

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