UFO・UAP / 地球外生命・宇宙人
国防総省が161点を公開しても残る「結局よく分からない」 UFO事件をたどり直す

「最近トランプがUFOの写真を公開しましたが、まとめの動画を作ってください」。視聴者から届いたそのDMが、この回の出発点になっている。かつては「いる派」と「いない派」に綺麗に分かれていた話題が、いま別の空気をまとい始めた、というのが語り手の見立てだ。アメリカ国防総省が未確認飛行現象の映像や資料を公開し、軍のパイロットが議会で証言する。宇宙人がいると認めたわけではないが、存在しないと片付けられる時代ではなくなってきている。
161点の資料と、変わった呼び名
2026年5月8日、国防総省がUFO関連の写真・動画・文書を161点まとめてホームページで一般公開した。きっかけは2025年2月、トランプ大統領が「国民の関心が非常に高いテーマだから公開しよう」と国防長官へ指示したためだとされる。本人もSNSで、国民が自分たちで何が起きているのかを判断できる、と投稿していた。
公開分にはアメリカ国内だけでなく中東やアジアの記録も含まれ、8つの角を持つ「八芒星型」と呼ばれる物体の資料もある。2023年にインド太平洋軍の赤外線カメラが日本周辺で撮影した、白っぽい物体が不規則に動く映像も出ている。ただし国防総省の立場は一貫していて、これらは観測された現象の性質が判断できていない事例であり、決定的な判断を下すことは不可能だという。よく分からないから公開する、各自で判断してほしい、という立ち位置だ。政府や軍がUFOではなくUAP(未確認異常現象)という語を使うのも、UFOという言葉に都市伝説のイメージが付きすぎたため、中立的な語へ替えて調査する流れなのだと説明される。
「空飛ぶ円盤」は記者が付けた言葉だった
ここから話は過去の事件へ移る。1947年、ニューメキシコ州ロズウェル近郊の農場に落ちた物体をめぐって、軍の広報官は「空飛ぶ円盤を回収した」と公式に発表し、翌日には気象観測用の気球だったと訂正した。この訂正が何十年も疑惑を呼び続け、1970年代後半には円盤から宇宙人の遺体も回収されたという話が出てくる。空軍は後に、落下物はソ連の核実験を監視する「プロジェクト・モーグル」の気球であり、1997年には遺体とされたものも実験用マネキンの見間違いだと結論づけた。
その約2週間前に起きたのが、ケネス・アーノルド事件である。パイロットが隊列を組んで高速で移動する9機の物体を目撃し、記者の取材にその動きを「皿が水面を跳ねているようだった」と表現した。この話を聞いた記者側が「空飛ぶ円盤」と報じたことで、UFO=円盤型というイメージが定着していく。アーノルド本人は飛び方を説明しただけで、円盤のような形だったとは言っていない。
首都上空の光は、70年経っても決着しない
1952年7月19日の深夜、ワシントンの管制官がホワイトハウスや連邦議事堂の上空付近に正体不明の光を捉えた。急に加速しては止まり、戦闘機が近づくとレーダーから消え、離れるとまた現れる。政府は逆転層という気象現象で説明し、当時の気象データも条件を満たしていたが、それだけでは説明がつかないという指摘も残った。都市伝説では68機が首都を埋め尽くしたとされるが、実際の光は10数個程度だったとされ、よく出回る議事堂上空の写真も本物かどうか怪しいという。
同じ場所で2024年11月にも4つの発光体が目撃され、1週間以上にわたって情報が続いた。飛行機の見間違いや議事堂のライトの反射という見方もあるが、国防総省も政府もコメントを出していない。時代が変わっても着地点だけは同じだ、と語り手は言う。
日本の事例として挙がるのが1975年の甲府事件で、小学2年生だった少年といとこが、着陸した物体から降りてきた存在に肩を叩かれたと証言している。着陸現場では支柱が倒れ、調査した高校教員が人工的な残留放射能を検出したと語った。一方で、直径2.5メートルの円盤がブドウ畑の支柱の間を通るのは難しく、周辺の木々が傷ついた様子もなかったという指摘も紹介される。少年は周囲の反応から語らなくなったが、50年の節目にあたる2025年に取材へ応じ、見間違いだったかもしれないとは一度も言っていない。
視聴者の反応
「ぼく「宇宙人っているんでしょうか?」 天文学者「いるに決まっているだろ!宇宙の広さをナメんな!」 ぼく「じゃぁ、宇宙人が地球に来ているかもしれないですね!」 天文学者「来れるはずないだろ!宇宙の広さをナメんな!」 このコピペ好きなんよね」
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「逆に、この広い宇宙の中に地球人しか居ないと考える方が不自然やし、怖い。」
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「そろそろ「かなりえずき」も恋しくなってきたんだよ」
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「小学校の一度も連絡をとってもいないクラスメイトを当てもなく探すより、地球にやってきた宇宙人を探したほうが早いというような世界が来るのだろうか。」
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「いたとしても人類が生存している間に遭遇する確率は銀河のタイムスケール的に天文学的な数字になりそう」
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この説をたどる
1947年の夏、ひとりのパイロットが「皿が水面を跳ねるように飛んでいた」と話した。記者はそれを空飛ぶ円盤と書き、以後この現象は円盤の形をまとうことになる。数週間後、ロズウェルで軍が回収を発表し、翌日に取り消した。取り消しは疑いを消すどころか、隠された何かの輪郭として残る。
1952年、その輪郭は首都の空に現れた。加速し、静止し、戦闘機が近づけば消える。気象現象で説明はついたが、全部は埋まらなかった。1975年の甲府では、少年が肩を叩かれたと語り、支柱の倒れた畑と、通り抜けられないはずの隙間だけが残った。2024年、同じ議事堂の上に、また4つの光が浮かぶ。
80年ぶんの目撃を並べると、形も場所も語り手も違うのに、終わり方だけが揃っていることに気づく。国防総省が161点を公開してなお、判断は下せないという。もし否定も肯定もできない状態そのものが、この現象の性質なのだとしたら——資料が増えるほど、輪郭は濃くなり、中身は遠のいていく。動画がたどり直すのは、その繰り返しの形である。
動画を見る
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動画の見どころ
2026年5月8日、国防総省がUFO関連の写真・動画・文書を161点まとめて一般公開した。前年2月にトランプ大統領が「国民の関心が非常に高いテーマだから公開しよう」と指示したためだとされる
公開しても国防総省は宇宙人を認めていない。立場は「観測された現象の性質が判断できていない事例」で、決定的な判断は不可能。よく分からないから公開する、各自で判断してほしい、という位置取りだと整理される
政府や軍がUFOではなくUAP(未確認異常現象)を使うのは、UFOに都市伝説のイメージが付きすぎたため。UAPは空だけでなく水中や宇宙空間の異常現象も含む広い語だと説明される
ロズウェルで軍の広報官が「空飛ぶ円盤を回収した」と発表し翌日撤回。空軍は後にソ連の核実験監視用「プロジェクト・モーグル」の気球とし、1997年には遺体の目撃も実験用マネキンの見間違いだと結論づけた
ケネス・アーノルドは物体の動きを「皿が水面を跳ねているようだった」と表現しただけで、円盤型とは言っていない。それを聞いた記者が「空飛ぶ円盤」と報じ、UFO=円盤のイメージが定着したという
1952年のワシントン上空では、戦闘機が近づくとレーダーから消え離れると現れた。都市伝説では68機とされるが実際は10数個程度で、よく出回る議事堂上空の写真も本物か怪しいと補正される
1975年の甲府事件。直径2.5メートルの物体がブドウ畑に着陸し、身長130センチほどで口に3本の牙を持つ存在が降りて少年の肩を叩いたとされる。家族と環境センター職員にも目撃証言が残る
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