科学・災害
人工地震説とは
じんこうじしんせつ
大きな地震が自然現象ではなく、人為的な装置や兵器によって起こされたとする説。
採掘、貯水、地下への流体注入などに伴う誘発地震は研究対象として実在する。一方、巨大地震を遠隔の兵器で自在に起こせるという主張とは規模や仕組みが異なる。
根拠として挙げられるのは、発生時刻の一致、波形の見え方、直前の演習などが多い。いずれも「他の説明を排除できるか」が問われる部分で、一致の指摘だけでは因果にならない。
実在する誘発地震との違い
採掘、ダムへの貯水、地熱開発、地下への流体注入などで周辺の断層にかかる力が変わり、地震が誘発されることは研究されている。これは震源の近くで行われる活動の影響を扱うもので、遠隔地から巨大地震を自在に起こすという地震兵器説とは規模も仕組みも異なる。
HAARPや太陽フレアが結び付けられる理由
人工地震説では、地震の前後に見られた電離層の変化や太陽活動、軍事施設の稼働時期などが手がかりとして並べられる。時期の一致は説の出発点にはなるが、地震を引き起こした原因だと判断するには、他の説明を除ける仕組みと観測が必要になる。
よくある質問
- 人工地震は実在しますか?
- 人間の活動に伴う誘発地震は実在し、研究対象になっています。一方、巨大地震を遠隔の兵器で自在に起こせるという主張とは区別が必要です。
- HAARPは地震を起こす施設ですか?
- HAARPは電離層を研究する高周波送信施設です。地震兵器として使われるという説はありますが、巨大地震を遠隔で起こす仕組みや観測上の証拠が示されたわけではありません。
「人工地震説」を扱った記事
9本
別名・関連表記
- 人工地震
- 地震兵器
- earthquake weapon








