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都市伝説アーカイブ

都市伝説 / 古代文明

ニビルと第9惑星はどこで重なるのか すばる望遠鏡の新天体が崩した前提

文=林 遼

ニビル説と第9惑星は別の話

起点は2026年6月8日、科学ニュースサイトのサイエンスデイリーに出た「第9惑星の謎さらに深まる」という見出しの記事だという。海王星の外側に、人類が一度も見たことのない巨大な惑星が隠れている。最新の天文学のニュースですらそう語り、議論は今も続いていると紹介される。

ここで結びつけられるのが、都市伝説でおなじみの惑星ニビルだ。2012年にマヤ文明の予言で世界が滅びると言われたとき、その原因として名前が挙がったのがこの星で、接近によって地球から重力がなくなるとされた。予言は外れ、何も起きなかった。ただし惑星ニビルそのものはデマではない、というのが本編の立て方である。今回の発見で分かったのは第9惑星が存在しないということではなく、存在するとすれば思っていたよりも遠いということだ、と整理される。

シッチンが広めた3600年周期説

ニビルという名前を広めたのはゼカリア・シッチンで、1976年の著書『The 12th Planet』で古代シュメールの粘土板を独自に解釈し、約3600年周期で戻ってくる惑星があると述べた。そこにはアヌンナキと呼ばれる存在がいて、太古の地球に降り立ち人類を創造した。これが一般的なニビル都市伝説の形として紹介される。意外と知られていないとして挟まれるのが語源で、ニビルはシッチンの造語ではなく、古代メソポタミアの天文書に「交差点」「転換点」を意味する語として登場したという。

科学の側の説明はこう続く。太陽から海王星までは約30AU、1AUは約1億5000万kmだが、太陽の重力が及ぶ範囲はその約160倍まで広がっており、暗闇のほとんどはまだ観測できていない。2016年、カリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン博士が、海王星の外側にあるセドノイドなど遠方天体の軌道が不自然に一方向へ偏っていると指摘した。偏りを説明するには、質量が地球の最大10倍ほどの見えない天体が引っ張っていると考えるのが自然だという。ブラウン博士自身は2024年に、第9惑星が存在しない可能性は非常に低い、観測される効果に他の説明がないからだ、と述べたと引用される。

すばる望遠鏡が見つけたアンモナイト

本題は2026年6月の新しい報告である。すばる望遠鏡の研究で、近日点71AU・遠日点433AUという新天体「2023 KQ14」、通称アンモナイトが見つかった。約45億年間ほぼ安定した軌道を保ってきたことから太陽系の化石と呼ばれる天体だが、その軌道はこれまで第9惑星の根拠とされてきた偏りと一致しない。研究チームの結論として紹介されるのは、第9惑星が存在するなら地球と太陽の距離の500倍より外側でなければ成立しない、という条件だ。2025年5月に報告された2017 OF201も予測と軌道の向きが外れており、同じ年にはカイパーベルトの軌道面の歪みから、通称プラネットYもやはり遠くにあるという結論が出たと続く。見つからないことこそがニビルの条件だったのに、科学が「存在するならもっと遠く」という形でそこに追いついてきた、というのが本編の見立てである。

ヴェラ・ルービン天文台が探す答え

決着は近いとされる。2026年6月30日、チリのヴェラ・ルービン天文台が10年計画の全天サーベイを正式に開始した。3200メガピクセルのカメラで南天を数夜ごとに丸ごと撮影し、10年で空の各地点を約800回とらえる計画で、本格運用前の試験観測だけで小惑星が約1万1000個、海王星より外側の天体も380個見つかったという。カーネギー研究所のスコット・シェパード博士は、第9惑星が存在するなら発見できる確率は70から80%だと述べており、本格運用から1年から2年、2026年末から2027年にかけて答えが出るのではないか、というのが結びだ。

視聴者の反応

  • こういう宇宙系の話の動画好きです

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  • ニビルが写真に写っちゃう時が来るのかなぁ。楽しみ😆

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  • 昔から人間の寿命短すぎると思ってたし、様々な所で人間の進化論は嘘って書いてあるから異星人に作られた説は信じてる。

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  • コヤッキーさん、疲れてる?10年、20年後もお二人が楽しそうに掛け合いをしている動画を見れれば幸せです。

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この説をたどる

古代神話から生まれたニビルと、天体の軌道から導かれた第9惑星。出発点の違う二つの話は、『姿は見えなくても周囲を動かす存在』という一点で重なっていく。ヴェラ・ルービン天文台の観測が、その重なりにどんな答えを与えるのかが次の焦点だ。

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コヤッキースタジオ

動画の見どころ

  1. 2012年の終末予言は外れてデマだったと認めたうえで、惑星ニビル自体はデマではなく第9の惑星として科学でも考えられている、と話を切り替える。根拠として2026年6月8日にサイエンスデイリーへ出た「第9惑星の謎さらに深まる」という記事を挙げる

  2. ニビルという名前の出どころは、ゼカリア・シッチンが1976年の著書『The 12th Planet』で古代シュメールの粘土板を独自解釈し、約3600年周期で戻る惑星と、そこから来たアヌンナキが人類を創造したと述べたことだと整理される

  3. ニビルはシッチンの造語ではなく、古代メソポタミアの天文書に「クロッシング」=交差点・転換点を意味する語として登場していたという。古代の人が既知と未知の境を越える特別な星として扱った名残ではないか、と語られる

  4. 2016年にカリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン博士が、海王星の外側のセドノイドなど遠方天体の軌道が不自然に一方向へ偏っていると指摘。説明するには地球の最大10倍ほどの見えない天体を想定するのが自然だとされる

  5. 2026年6月、すばる望遠鏡の研究で近日点71AU・遠日点433AUの新天体「アンモナイト」が見つかったと紹介される。約45億年間ほぼ安定した軌道を保ってきたことから、太陽系の化石と呼ばれているという

  6. アンモナイトの軌道は、これまで第9惑星の根拠とされてきた偏りと一致しない。研究チームは、第9惑星が存在するなら地球と太陽の距離の500倍より外側でなければ成立しないと結論した、と自ら不都合な材料を並べる

  7. 1983年の赤外線天文衛星IRASと2006〜2011年の日本の衛星「あかり」の全天データを比較した研究で、わずかに位置を変える未確認の点が見つかったという。研究者名は示されないまま、海王星より重い天体ではないかと続く

  8. 2026年6月30日に始まったチリのヴェラ・ルービン天文台の10年サーベイは、試験観測だけで小惑星約1万1000個と海王星以遠の天体380個を見つけた。スコット・シェパード博士は発見確率70〜80%だと述べているという

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