予言・終末論 / 都市伝説
鳥インフルが牛を経て人へ オーストラリア初確認と元CDC所長の警告を並べる

オーストラリアの農場で鳥インフルエンザの感染例が確認された。都市伝説チャンネルの2人はこのニュースから話を始める。確認されたのはH5N1型で、感染力が強く世界中で猛威を振るっているものの、オーストラリアだけは侵入を防いできた。今回の確認で、鳥インフルエンザはついに全ての大陸へ広がる感染症になったという。人に感染した場合の致死率は50%と言われ、2003年から2024年4月までに889例のうち463例が死亡している。人から人へ容易に感染するようになれば、パンデミックを防ぐ時間は48時間しかない、というのが2人の説明だ。
予言者と、元CDC所長
警告の出どころとして最初に挙がるのは、ブラジルの予言者アトス・サロメである。12歳の頃から予言能力が開花し、海外では「現代のノストラダムス」と呼ばれ、ユダヤ教の神秘思想カバラを元に世界の流れを読むという。新型コロナのパンデミックとエリザベス女王の死去を当てたとされ、そのサロメが2026年に注意すべきこととして鳥インフルエンザの突然変異を挙げている。
もう一人は元CDC所長のロバート・レッドフィールドだ。2024年6月の米ニュース番組で「起きるかどうかではない、いつ起きるかの問題だ」と述べ、人の間で広がった場合の致死率は25〜50%になるのではないかとも語ったという。牛への感染が大きく報じられる前から、次の大きなパンデミックは鳥インフルエンザになると言っていた点が、信用の根拠として挙げられる。
「鳥だけの病気」ではなくなった2024年
鳥インフルエンザはおよそ150年前に発見されているが、牛から確認されたのは2024年が初めてだった。以後アメリカ各地の乳牛の群れで感染が続き、初期の1ヶ月で36件、最終的には全体で1000件を超えた。感染した乳牛の牛乳からもウイルスが見つかっている。流通する牛乳は加熱殺菌されているので感染リスクは低いとされるが、ゼロではない。さらに牛に接触した人への感染が起き、2025年1月時点でアメリカだけで66人の感染者が出ているという。
研究の面でも、鳥の体で増えやすいウイルスが哺乳類の細胞でも増えやすくなる遺伝子変化が見つかり、たった1つの変異で人間の細胞にくっつきやすくなる可能性が判明したと紹介される。ウイルスが鍵で人間の細胞が鍵穴、という例えで語られる部分だ。
蚊とマダニとクマ 崩れる境界線
後半では話が感染症の地理へ移る。ヨーロッパ疾病予防管理センターによれば、ヒトスジシマカは現在ヨーロッパの16カ国369地域に定着し、10年前の114地域から増えた。2025年にはチクングニア熱のアウトブレイクが27件でヨーロッパ大陸の過去最多となった。日本の国立感染症研究所の資料でも同じ蚊の分布は北上し、かつての北限だった栃木県北部を越えて東北地方まで達している。2014年の代々木公園でのデング熱では国内感染者が160人を超えた。
加えてクマの出没が2025年に5万776件、そのクマや鹿に寄生するマダニが媒介するSFTSは2016年まで年60例前後だったのが2023年には134例になった。境界線の崩壊がパンデミックを生んだ例としてスペイン風邪が引かれ、CDCによればそのウイルスも鳥由来の遺伝子を持っていたという。鳥から牛、牛から人と破られ、残る境界は人から人だけだ、というのが動画の結びである。
視聴者の反応
「パンデミックレベルでやばいのが今の猛暑と物価高なんよな…」
高評価 179
「パンデミックもう勘弁してくれ」
高評価 135
「動物のインフルエンザは人には感染しにくいと思ってたのが変わりそうなのが怖い。」
高評価 73
「又人工ウイルス作るんじゃないの?奴らは何するかわからん。」
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「はぁー…。鶏肉料理と玉子料理がもっともっと高くなって食べれなくなるの悲しい😭」
高評価 50
背景
H5N1は鳥類のあいだで広がるA型インフルエンザウイルスの一種で、HとNは表面にあるタンパク質の型を指す。動画が繰り返す「人から人へ」は、この種のウイルスが世界的流行を起こす条件として長く指摘されてきた線引きにあたる。鳥から哺乳類へ移った時点で警戒が上がるのは、哺乳類の体内で増えるあいだに、人間の細胞へ結合しやすい形へ変わる機会が増えるためだ。乳牛での感染とヒトへの感染が2024年に相次いで報告されたこと、その後もワクチンの臨床試験が進んでいることは、いずれも公的機関が公表している事実として動画に登場する。一方でアトス・サロメの予言は性質が異なり、事後に照合される種類の言明であることを踏まえて読み分けたい。
動画を見る
コヤッキースタジオ
動画の見どころ
オーストラリアの農場でH5N1型の感染例が初めて確認され、これまで侵入を防いできた最後の大陸が破られたことで、鳥インフルエンザが全ての大陸へ広がる感染症になったと説明される
H5N1型の致死率は50%と言われ2003年から2024年4月までに889例中463例が死亡していること、人から人へ広がればパンデミックを防ぐ時間は48時間しかないことが示される
ブラジルの予言者アトス・サロメが紹介され、12歳から予言能力が開花しカバラを元に世界を読むとされる人物が、2026年の警告として鳥インフルエンザの突然変異を挙げていると語られる
ヨーロッパでH5N1型ワクチンが生後6ヶ月以上にも承認され、モデルナが約280億円の資金提供を受けて開発した候補の後期臨床試験が成人約4000人規模で始まったと紹介される
発見から約150年で初めて2024年に牛からの感染が確認され、アメリカ各地の乳牛の群れで初期1ヶ月に36件、最終的に全体で1000件を超えたと数字が並べられる
感染した乳牛の牛乳からもウイルスが見つかり、加熱殺菌でリスクは低いがゼロではないこと、牛に接触した人への感染が起き2025年1月時点で米国だけで66人になったことが語られる
ウイルスが鍵で人間の細胞が鍵穴という例えで、哺乳類の細胞で増えやすくなる遺伝子変化に加え、たった1つの変異で人間の細胞にくっつきやすくなる可能性が判明したと紹介される
元CDC所長のロバート・レッドフィールドが2024年6月の米ニュース番組で「起きるかどうかではない、いつ起きるかの問題だ」と述べ、致死率は25〜50%になり得ると語ったと紹介される
ヒトスジシマカがヨーロッパ16カ国369地域へ定着し10年前の114地域から増えたこと、日本でも北限が栃木県北部から東北まで北上し2014年の代々木公園で国内感染160人超が出たことが示される
境界線の崩壊が生んだパンデミックとしてスペイン風邪を挙げ、CDCによればそのウイルスも鳥由来の遺伝子を持っていたとしたうえで、残された境界は人から人だけだと締めくくられる
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